将棋 AI を利用した学習に関する雑感 [draft]
自身の敗局を並べるのは,有効な棋力向上の手段である.そこには主に 2 つの観点が存在する. どれが悪手で何が最善だったのか(客観的・演繹的) なぜ最善を選べなかったのか(主観的・帰納的) 実際には『このあたりで間違えたな.何が正解だったんだろう.こうか.なるほど』の段階で反省が終わり,なぜ最善手が見つけられなかったのか,あるいはなぜ見つけていながらほかの手を選んでしまったかという分析までは行わないことが多い.それが悪いわけではない.たとえば単なる技術不足が敗因なら,1. までに留めて反省のサイクルを早く回すほうがよい.また意識的な 2. の実施は自らの欠点を直視しなければならず,辛い作業かもしれない. ...